精密溶接・製缶組立

京都・滋賀の「外観品質」を支える溶接技術。
歪みレス・レーザー溶接と至高の仕上げが、
塗装後の美しさを決定づけます。

ファイバーレーザー溶接機 V-HF2000:薄板の歪みレス溶接 職人によるTIG溶接仕上げ:塗装下地として最適な平滑仕上げ

溶接は、板金加工の品質を決定づける最終関門です。
吉岡製作所では、熱影響を極限まで抑える「ファイバーレーザー溶接機」と、熟練職人の手による「TIG・半自動溶接」を融合。
京都エリアの精密カバーから、滋賀エリアの大型製缶フレームまで、用途に最適な「美しさ」と「強度」を提供します。

吉岡製作所の溶接技術が選ばれる3つの理由

  • 塗装のプロも認める
    「仕上げ品質」

    「吉岡さんの品物は下地処理が丁寧だから、塗装がとにかく綺麗に乗る」。
    これは、取引先の塗装業者様から頂いた言葉です。溶接後の焼け取り、パテ処理を丁寧に行うことで、塗装後の美観トラブル(ピンホールや浮き)を未然に防ぎます。

  • 歪まない・焦げない
    「ファイバーレーザー溶接」

    最新のハンドトーチ型ファイバーレーザー溶接機(WEL-KEN V-HF2000)を導入。
    従来のTIG溶接に比べて入熱量が圧倒的に少なく、薄板ステンレスでも歪みや焼けがほとんど発生しません。ウォブル機能により、わずかな隙間も美しく埋めることが可能です。

  • 前工程(切断・曲げ)が良いから、
    溶接が良い

    美しい溶接の条件は「精度の良い部品」です。
    当社はブランク・曲げ工程でIoTによる高精度加工を行っているため、溶接時の「合わせ」に無理がありません。無理に押さえつけたり叩いたりする必要がないため、製品全体の精度が向上します。

溶接(Welding)
対応スペック・保有設備

溶接加工 対応範囲・設備一覧
項目 内容
保有設備 ・ファイバーレーザー溶接機(WEL-KEN V-HF2000)
  • 特徴: 低歪み、ウォブル機能(ビーム揺動)、異種材接合
・TIG溶接機(Panasonic / ダイヘン)
・半自動溶接機(CO2 / MAG)
・スタッド溶接機
対応材質 ステンレス(SUS304, 316,316L, 430 / 鏡面・HL・2B)、
鉄(SPCC, SECC, SGCC, SS400)、アルミ(A5052等)、銅・真鍮
対応板厚 t0.5mm(極薄板)~ t9.0mm以上(厚板製缶)
仕上げ種類 グラインダー仕上げ(ビードカット)、パテ埋め

溶接加工 製品事例・実績

溶接工程の流れ

STEP 1. 仮組み・治具セット

前工程(曲げ)から届いた部品をセットします。精度の高い部品だからこそ、スピーディーで正確な仮組みが可能です。

STEP 2. 本溶接(工法選択)

「魅せる製品」はレーザーやTIG、「強度が命」なら半自動。用途に合わせて最適な溶接機を使い分けます。

STEP 3. 仕上げ・歪み取り

ここが腕の見せ所です。熱で生じた微細な歪みをハンマーリングで矯正し、平面度を出してから研磨仕上げを行います。

溶接に関するよくある質問

Q. つなぎ目を目立たなくすることはできますか?

A. はい、得意分野です。グラインダーで継ぎ目を「消す」レベルまで仕上げます。

Q. 水漏れ、ガス漏れしないように溶接できますか?

A. はい、「全周溶接」により気密・水密性を確保する溶接が可能です。タンクや防水カバーなどの製作実績も多数ございます。

Q. アルミの溶接は対応していますか?

A. 対応可能です。アルミは熱伝導が良く難易度の高い素材ですが、熟練工によるTIG・ファイバーレーザー溶接にて美しく接合いたします。

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技術コラム
なぜ「ファイバーレーザー」は歪まないのか?~TIG溶接との熱影響の違い~

「点」で溶かすから、熱が広がらない

従来の「TIG溶接(アーク溶接)」は、広い範囲をアーク放電で加熱するため、金属全体に熱が伝わりやすく、薄板では「熱歪み」や「溶け落ち」が避けられませんでした。

対して「ファイバーレーザー溶接」は、エネルギー密度が高いレーザー光を極小の「点」に集中させて瞬時に溶融します。熱が周囲に伝わる前に冷却されるため、歪みを極限まで抑えることができます。
これにより、従来は熟練工でも難しかった t1.0mm以下の薄板溶接も、歪みレスで美しく仕上げることが可能です。