ブランク加工
(レーザー切断・パンチング)

無人のレーザー複合機で、
京都・滋賀の「納期がない」「銅が切れない」を解決。
切断・穴あけからタップ・成形まで、1台で完結します。

ファイバーレーザー複合機EML-AJ:銅・真鍮の切断と自動タッピング加工 パイプ・アングルの3次元レーザー加工(穴あけ・切断)

ブランク加工(Blanking)とは、金属の板から製品の形状を切り出す、板金加工の最初の工程です。
吉岡製作所(大津工場)では、最新鋭のファイバーレーザー複合機「EML-AJ」を導入。京都・滋賀エリアでは数少ない「無人稼働ライン」を構築し、自動で切断・穴あけ・タップ加工を行うことで、圧倒的な短納期とコストダウンを実現しています。

吉岡製作所のブランク加工が選ばれる3つの理由

  • 「ネジ切り(タップ)」も全自動。
    工程集約によるコストダウン

    当社の複合機(EML-AJ)はタッピングステーションを搭載しています。通常は別工程となる「ネジ切り」や「バーリング・ルーバー成形」を切断と同時に行えるため、横持ち移動や手作業が不要になり、トータルコストを削減します。

  • 銅・真鍮・アルミなどの
    「難削材」に対応

    CO2レーザーでは反射して切れない「銅・真鍮・アルマイト」などの高反射材も、最新のファイバーレーザーならクリーンに切断可能です。熱影響が少ないため歪みも抑えられ、電子部品や装飾金物にも最適です。

  • パイプ・アングル・チャンネルの
    「3次元加工」

    板材だけでなく、構造用鋼材(アングル、チャンネル、各種パイプ)への穴あけ・切断も得意としています。専用のロータリーインデックス機能により、パイプの全周に高精度な加工を施すことが可能です。

ブランク加工
対応スペック・保有設備

ブランク加工 対応範囲・設備一覧
項目 内容
保有設備 ・AMADA EML-3510AJ(ファイバーレーザー複合機)
  • 特徴: 無人運転、自動タップ、P&F成形、ID金型
  • 自動化: テイクアウトローダー(製品自動仕分け)装備
・AMADA FOMⅡNT 3015(レーザー加工機)
  • 特徴: パイプ・形鋼加工(ロータリーインデックス)、厚板安定加工(WACS)
対応材質 鉄(SPCC, SECC, SGCC, SS400)、ステンレス(SUS304, 316, 316L, 430)、
銅(C1100)、真鍮(C2801)、アルミ(A5052等)
加工サイズ 最大 1,525mm × 4,000mm(5尺×4m)まで対応可能
複合機能 レーザー切断、パンチング穴あけ、自動タッピング(M3,M4,M5,M6,M8)、
成形(バーリング・ルーバー・刻印・ダボなど)

ブランク加工 製品事例・実績

ご依頼から納品までの流れ

STEP 1・ 図面送付・お見積り

DXF・DWGデータがあれば即時見積もり可能です。手書き図面や現物からのデータ作成も承ります。

STEP 2. IoTネスティング・データ転送

材料歩留まりを最大化する配置(ネスティング)を行い、大津工場の生産ラインへデータを直送します。

STEP 3. 無人自動加工

昼夜問わず機械が稼働。切断・穴あけ・タッピング・成形までをワンストップで行います。

STEP 4. 自動仕分け・次工程へ

テイクアウトローダーが製品を自動でパレットに積み付け。翌朝には次工程(曲げ・溶接)へスムーズに移行します。

ブランク加工に関するよくある質問

Q. 銅や真鍮などの反射材は加工できますか?

A. はい、可能です。当社の大津工場には最新のファイバーレーザー複合機(EML-AJ)があり、従来のCO2レーザーでは困難だった銅・真鍮・アルマイト等の高反射材もきれいに切断できます。

Q. ネジ切り(タップ)も一緒にお願いできますか?

A. はい。当社の複合機は「タッピングステーション」を搭載しており、レーザー切断と同じ工程内で自動でネジ切り(M3,M4,M5,M6,M8)を行えます。後工程の手作業がなくなるため、コストダウンになります。

Q. パイプやアングルの穴あけだけ頼めますか?

A. はい、大歓迎です。ロータリーインデックス付きの加工機により、丸パイプ・角パイプ・アングル・チャンネル等の長尺鋼材への高精度な穴あけ・切断が可能です。

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技術コラム
なぜ「銅・真鍮」が切れるのか?~ファイバーレーザー vs CO2レーザーの違い~

波長の違いが「反射」を抑える

従来の「CO2レーザー」は波長が長く、銅や真鍮のような光沢のある金属(高反射材)に照射すると、レーザー光の大部分が反射されてしまい、うまく溶かすことができませんでした。無理に加工すると反射光が機械を損傷させるリスクもありました。

吉岡製作所が導入している「ファイバーレーザー」の波長はCO2レーザーの約1/10(1.07μm)です。この短波長のレーザーは金属への吸収率が非常に高く、反射しやすい銅や真鍮であっても、エネルギーを逃さず瞬時に溶融・切断することができます。
これにより、金型(イニシャルコスト)を作ることなく、1個から複雑な形状の銅バスバーや真鍮装飾品を製作することが可能になりました。